この週末は寒さが厳しそうです。北日本でも12月に大雪というのは珍しいそうです。この季節気になる症状に冷えがあります。冷えると調子が狂い風邪だけでなく、関節や腰の痛みやめまい、胃腸の不調、便秘、生理不順、生理痛から不妊症など様々なトラブルにつながる可能性があります。

冷えには、温かい衣服や暖房など環境を整えるだけでなく、食事が非常に大切になってきます。冬は生野菜や生もの、冷たい飲み物などは控えましょう。生姜やニンニク、シナモンなどを適度に取り入れ、火を通したものを食べるようにします。漢方では、冷えとひとくちに言ってもその原因によって対処の仕方が違います。体を温めるには内臓の働きが充実して、血液が十分巡っていなければなりません。その血液がもともと不足している場合(血虚)、血液を巡らせるエネルギーが不足している場合(気虚)血液が流れにくく停滞している場合(瘀血)など冷える原因や症状も色々なタイプがあります。また老化とともに弱る「腎」を冷やさないようにすること、冬の間にしっかり養生することが長寿につながるとされています。寒さが一段と応える方は、ぜひ漢方薬を取り入れてみてください。生理で血液を消耗しやすい女性におすすめは、「婦宝当帰膠」お湯で割って服用するので、冷えには即効性がありますよ。何よりおいしい!!

この冬も漢方的生活をしてみませんか。